エコで省エネが売りのオール電化住宅は、ますます増える傾向にあるようですが、「オール電化」の定義は、全国の電力会社によって違うようです。
「オール電化」というと、家中全ての機械が「電力」をエネルギーとしているもので構成されている、つまりガスや灯油を全く使っていない家庭のことをいうと考えられがちです。しかし、「お風呂場」を電化のもの(エコキュート、電気温水器)に変えれば、台所はガスを使用していても、「オール電化」と呼ぶこともあるようです。
「オール電化」が経済的にも得になるというカラクリは、各電力会社がオール電化住宅に対してのみ行う、電気料金割引サービスによるものです。九州電力では、このサービスを「電化deナイト(季節別電灯サービス)」や「よかナイト10(深夜電力サービス)」と呼んでいますが、このサービスをお風呂場だけをを電化にしている家庭にも提供しています。
全国には10社の電力会社(北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、四国電力、中国電力、九州電力、沖縄電力)があり、それぞれサービスの呼び方や「オール電化」の基準も違いますので、興味のある方は自分の契約している電力会社に問い合わせてみましょう。
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