環境への配慮として、県と企業が協力して、レジ袋の有料化を行っている県があります。
そんな県のひとつ、大分県を紹介します。
大分県は、平成21年度6月から、県内の主要スーパーで、レジ袋の有料化を実施しています。今までは会計をする時に、「レジ袋いりません」のカードを入れると、ポイントなどをもらえる、というシステムでした。6月以降は、レジ袋がタダでもらえる事は無くなり、今までとは反対に、「レジ袋いります」のカードを入れると、一枚5円でレジ袋を買えるようになりました。結果、エコバック持参率は跳ね上がるように増え、12月には、85%程度になりました。
6月以降のレジ袋削減量をあわせると、それをゴミとして燃やした場合に比べ、杉の木21万本分の二酸化炭素削減量になるそうです。今後の目標として、大分県はエコバック持参率90%以上を目指すとのことです。
すばらしい成果をあげているレジ袋の有料化ですが、県内全ての店で実施しているわけではありません。コンビニやドラックストアでは、レジ袋をくれるところがほとんどです。
仮に、日本全国全ての店で、レジ袋の有料化が実現すれば、驚くほどのゴミを減らし、二酸化炭素排出量も減らすことができるのではないでしょうか。
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